フレンチブルドッグの特徴と言うと顔のちょっとたるんだ皮膚ではないでしょうか?
しわがあっていつも怒っているような顔をしているのが特徴的です。
ブルバイティング場で英雄となっていたブルドッグの祖先の血を
様々な形で受け継いでいます。
低く重心を落とした体型や四角い頭部、
小型犬の割りにがっしりとした胴体などパワフルな印象を与えるでしょう。
立ち耳なのが特徴でこうもりのようにピンと立っていることから
「こうもり犬」と呼ばれることもあります。
イギリスのブルドッグと異なりフレンチブルドッグの耳は
ピンと立っていないと失格と定義されているほどです。
体高と体長のバランスが良いので室内飼いには非常に向いており、
利口で気立ても良いので飼いやすい犬種と言えます。
また、被毛も短く滑らかなのでケアの面でも楽だと言えるでしょう。
口は大きく角ばっているので受け口で笑えば
本当に楽しそうな声が聞こえてきそうなほどです。
愛嬌豊かなのもフレンチブルドッグの魅力と言えるでしょう。
両目の間のくぼみは深く、幅広の鼻部分は短いので
口元はしゃくれているようにも見えます。
その何とも言えない愛嬌のある顔がフレンチブルドッグの最大の魅力でもあるのです。
フレンチブルドッグは一見するといかつい顔に見えるのですが、
その性格は見た目とは全くかけ離れたものになります。
陽気で明るく愛嬌たっぷりのキャラクターなのです。
人の言葉や感情を即座に理解する賢い面も持ち合わせており、好奇心旺盛です。
そういった性格を利用すればしつけも非常にしやすいでしょう。
頑固な一面はありますが、褒められると大喜びして次もやるようになるので
しつけをしっかりと行うことが重要です。
温厚で無駄吠えも少ないので住宅密集地やマンションなどでも飼うことが出来るので、
室内飼いに向いています。
また、フレンチブルドッグは飼い主さんの喜ぶ顔を見るのが何より好きです。
それ故に喜ばせようと面白い行動を取ったり、
側に寄り添ってきて眠るなどというカワイイ行動を取るのです。
見た目と中身のギャップが溜まらない魅力の一つなので
そこに惹かれてフレンチブルドッグを飼うことにする方も多くなっています。
フレンチブルドッグの性格を知れば知るほど非常に可愛らしいと思えるようになり、
信頼関係も築きやすくなるでしょう。
信頼関係は子犬のうちに築いておくとしつけもしやすくなるので、
フレンチブルドッグが自宅に来た時からしっかりと愛情を注いでいって下さい。
フレンチブルドッグの起源には色々な説がありますが、
イングリッシュブルドッグが祖先だという線が一番強いと思います。
19世紀の半ば頃にフランスのブリーダーたちが
イギリスから比較的小型のブルドッグを持ち帰り、
テリア種などと交配させることにより現在の形になったのです。
当時イギリスにおいては立ち耳の犬は非常に不評だったのですが、
フランスにおいては立ち耳が人気となって女性たちの間で評判となったのです。
犬を扱う商人たちがどんどんと輸入したことによりパリでは大流行となりました。
耳の立った「こうもり犬」という愛称で人気となったフレンチブルドッグは
19世紀も終わり頃になると上流階級の間でも飼われるようになりました。
同じ時期にフランスに来ていたアメリカ人の目にとまったフレンチブルドッグは
そのままアメリカに持ち帰られ繁殖されることになります。
ここでアメリカケンネルクラブが設立され、
1898年に世界で初めてのフレンチブルドッグのショーが開催されるのです。
優雅なショーはアメリカの上流階級の方々を魅了し、
上流階級の間でフレンチブルドッグが大流行します。
1913年には人気No.1のショードッグに選ばれますが、
それ以後は他の小型犬種に人気を追い抜かれています。
しかし、現在でもなおアメリカ人の多くがこの犬種を愛玩犬として飼っているのです。